ランチア博物館

ランチア アッピア(Appia)C10 1953年

アッピア(Appia)

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アッピア(Appia)C10 スペック

  • 全長:3865mm
  • 全幅:1420mm
  • 全高:1422mm
  • ホイールベース:2180mm
  • 駆動形式:FR
  • 変速機:4速MT コラムシフト
  • 重量:820kg
  • 乗車定員:5人
  • 排気量:1090cc
  • エンジン:水冷V型4気筒OHV
  • 最大出力 38ps/4800rpm
  • 最大トルク7.2kgm/3000rpm
  • 駆動形式 :FR
  • タイヤ:155-15
  • 最高速度:128km/h

アッピア(Appia)C10

史上最大の自動車設計者の一人、ヴィットリオ・ヤーノが手掛けた1950年代ランチアの最小モデル。

名車アプリリア以来受け継がれたセンターピラーレス、及び観音開きの前後ドアと盾型のラジエターグリルを継承した最後のモデルともなった。

特異な10度14'狭角V型4気筒OHVエンジンは、1089.5ccから38PSを発生した。

ランチア・サルーンの伝統通り、アッピアにもカロッツェリア用のローリングシャシーが製作され、ピニンファリーナ製のクーペ、ヴィニャーレ製のコンバーチブルまで、チューンされたエンジンを組み合わせたスペシャルが製作された。

1956年にはシリーズII、次いで'59年にはシリーズIIIに進化する。

1963年、後継をフルビアに譲って生産を終了するが、シリーズ全体では99000台余りが生産され、大ヒット作となった。

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