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アッピア(Appia)C10 スペック
史上最大の自動車設計者の一人、ヴィットリオ・ヤーノが手掛けた1950年代ランチアの最小モデル。
名車アプリリア以来受け継がれたセンターピラーレス、及び観音開きの前後ドアと盾型のラジエターグリルを継承した最後のモデルともなった。
特異な10度14'狭角V型4気筒OHVエンジンは、1089.5ccから38PSを発生した。
ランチア・サルーンの伝統通り、アッピアにもカロッツェリア用のローリングシャシーが製作され、ピニンファリーナ製のクーペ、ヴィニャーレ製のコンバーチブルまで、チューンされたエンジンを組み合わせたスペシャルが製作された。
1956年にはシリーズII、次いで'59年にはシリーズIIIに進化する。
1963年、後継をフルビアに譲って生産を終了するが、シリーズ全体では99000台余りが生産され、大ヒット作となった。
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