スポンサードリンク
ランチアデルタ HFインテグラーレ・エボルツィオーネII(1993年) スペック
ランチデルタの歴史は1911年まで帰らなくてはいけない。
ランチデルタは4気筒SVエンジンを4080ccを搭載。同じ年の1月14日、創業以来のヴィア・オルメア通りの旧工場から、事業拡大にともなってヴィア・モンジネヴロ通りの新工場に移転したランチアにとっては、移転後初のニューモデルとなった。
エンジンは60psを発生、115km/h のマキシマムスピードを得た。このデルタからは、エンジン出力をアップし120km/hのマキシマムスピードを実現したスポーティーモデルのディデルタ、そしてメカニズムを共用する一方、ホイールベースを延長したエプシロンも派出モデルとして製作された。
しかし、このときのランチアデルタは、私たちが知っているデルタとは排気量やボディなど車格的な関連性が認められないため、ここでは1979年発表のランチアデルタを解説します。
ランチアでは、1972年まで生産されていたフルヴィア(Fulvia)がそれまでのベーシックモデルであったため、その意味ではフルヴィアの後継車種と言える。 ランチアで初めての小型ハッチバック車であり、フィアット傘下となって初めての新型車であったが、1980年にヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。
ボディは、全て5ドアハッチバックであった。1982年にデルタをベースとした4ドアセダンが発表されたが、プリズマ(Prisma)という名前が与えられ独立した車種であった。 1993年に発表された2世代目のデルタ(通称デルタII)が後継車種となる。
ボディサイズは、全長3885×全幅1620×全長1380、ホイールベース2475(単位はmm)
エンジンは全て4気筒で、OHCの1.3L、1.5L、DOHCの1.6L、1.6Lターボのガソリンエンジンと1.9Lターボのディーゼルエンジン。基本的にそれらをFF方式で駆動した。しかし、特別なモデルとして、DOHCの2.0LターボでガソリンエンジンのHF・インテグラーレと呼ばれる4WDモデルもあった。
内外装共にジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当。
1993年に先代デルタの後継車種として、フィアット・ティーポ同様ティーポ2/3プロジェクトのひとつとして発表された。よって、フィアット・テムプラやランチア・デドラ、アルファロメオ・155とは基本構造が同じであった。
ボディは5ドアハッチバックと3ドアハッチバック。
ボディサイズは、全長4011×全幅1703×全高1430、ホイールベース2540(単位はmm)先代同様、HFというスポーツモデルがあり異なったボディを与えられていた。フェンダーが張り出した分、全幅が1759mmとなる。
スポンサードリンク