ランチア博物館

ランチア プリズマ(Prisma) 1982年

プリズマ(Prisma)

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プリズマ(Prisma) 1500 スペック

  • 全長:4,180mm
  • 全幅:1,620mm
  • 全高:1,385mm
  • ホイールベース:2,475mm
  • 駆動形式:FF
  • 変速機:5速MT フロアシフト
  • 重量:1010kg
  • 乗車定員:5人
  • 排気量:1,498cc
  • エンジン:水冷直列4気筒SOHC
  • 最大出力 85ps/5,600rpm
  • 最大トルク12.5kgm/3,200rpm
  • タイヤ:165/70SR13

プリズマ(Prisma)

プリズマは上質な2ボックス小型サルーンとしての位置づけで登場。

デルタに独立したトランクルームを追加、コンベンショナルな 3ボックスサルーンとしたモデル。ディメンションは全高、全幅こそデルタと同じながら、全長は約30cm延長され4180mmとなった。

インテリアも上品なデザインである。内装のトリム生地には高級紳士服ブランド、エルメネジルド・ゼニア社製の上質なファブリック表皮が採用された。

パワーユニットはデルタの上位3ユニットたる1.3/1.5リットルSOHC、及び1.6リットルDOHCが搭載され、それぞれ 75/85/105PSを発揮した。

また1.5リットルにはボルグ・ワーナー製3速ATの組み合わせも選択できた。'86年には特に内装にフェイスリフトが施されると同時に、1.6リットルツインカムはインジェクション化、108PSのパワーを得て1.6ieと呼ばれることになる。

後にプリズマには、'86年に特に内装をメインとするマイナーチェンジを受けた際、デルタHF4WDとほぼ共用のドライブトレーンを採用した4WDモデルが追加された。

プリズマ4WDは、デルタのスポーツ4WDとは異なり生活4WDという性格付けがなされていた。

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