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プリズマ(Prisma) 1500 スペック
プリズマは上質な2ボックス小型サルーンとしての位置づけで登場。
デルタに独立したトランクルームを追加、コンベンショナルな 3ボックスサルーンとしたモデル。ディメンションは全高、全幅こそデルタと同じながら、全長は約30cm延長され4180mmとなった。
インテリアも上品なデザインである。内装のトリム生地には高級紳士服ブランド、エルメネジルド・ゼニア社製の上質なファブリック表皮が採用された。
パワーユニットはデルタの上位3ユニットたる1.3/1.5リットルSOHC、及び1.6リットルDOHCが搭載され、それぞれ 75/85/105PSを発揮した。
また1.5リットルにはボルグ・ワーナー製3速ATの組み合わせも選択できた。'86年には特に内装にフェイスリフトが施されると同時に、1.6リットルツインカムはインジェクション化、108PSのパワーを得て1.6ieと呼ばれることになる。
後にプリズマには、'86年に特に内装をメインとするマイナーチェンジを受けた際、デルタHF4WDとほぼ共用のドライブトレーンを採用した4WDモデルが追加された。
プリズマ4WDは、デルタのスポーツ4WDとは異なり生活4WDという性格付けがなされていた。
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